〇田中 善(1、渡部柳子(2、作田和子(2
1)医療法人仁善会田中クリニック
2)米国珠光会東京ラボ
要旨
【目的】
メシマコブ(Phellinus1inteus)は抗がん効果、免疫賦活作用があるとされている。
今回、ELISP0T法を用いて、メシマコブの免疫カ亢進効果を検討した。
【方法】
基礎検討
(1)健常人2人の末梢血単核球(PBMC)にメシマコブを最終濃度50μg/ml、100μg/mlになるように添加し、ELISPOT法にてIFN-γ産生細胞の有無を測定した。
臨床検討
(1) がん患者4人(@53歳女性乳がん、A69歳男性肺小細胞がん、B66歳男性肺腺がん、C61歳男性大腸がん)を被験者として、メシマコブ服用前(Day0)、服用3か月後(Day90)にヘパリン採血を行い、PBMCを分取した。
(2) 基礎検討と同様の方法で、メシマコブ最終濃度25μg/ml、50μg/mlで3日間培養し、その後ELISPOT法で測定した。
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