2011年9月末に大阪でInternational Symposium on Minimal Residual Cancerの学会が行われ、そこに参加されていたオーストラリアのがん治療医であるDr.Fluhrerが私のクリニックを訪問され、このCTCの検査を紹介していただきました。その後の私たちの研究会(癌先進補完医療研究会)や検討会を経て、2012年から日本でも利用できるようになり、がんの患者さんに有用な検査と判断し、ここにご紹介することに致しました。
もとのがんから遊離して血流に移動した細胞(CTC)は血液中を循環することで離れた臓器に転移する可能性があります。この細胞を同定することにより、次のようなことがわかります。 |